まず100という数字について考えよう。

10010x10、つまり102乗。

この場合、100を真数、10を底、2を対数(あるいは指数)という。

 

対数と指数の違い

102乗すると100になると考えるときは、2指数と表現する。

10010の何乗かと考えるとき、その答え2を対数と表現する。

 

指数と対数の公式



対数を使うメリット 

桁数の大きい数の面倒なかけ算や割り算を、易しい足し算や引き算に直してくれる。


対数の使用例

地震のマグニチュード:単位が1上がると30倍のエネルギー

酸性度を示すPH : 1増加すると水素イオン濃度は10分の1

星の等級:差が1なら約2.5倍、差が2なら2.5²の約6.3

音の強さを表すdb(デシベル):1dB増えると音量は1.12倍、6dB増えると音の大きさは2倍

 

計算機でlogを使ってみる

計算機では底数が10なので、log」を押して「100」を押すと「2」と表示される。