ハモリの基本法則とは?
きれいなハモリを聞くと真似したくなりますよね。
ハモリの基本法則をまとめてみました。
① スケールを確認する。
スケールとは全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音で並ぶ音階のこと。
ド(C)から始まる場合はドレミファソラシドで、これをCメジャースケールという。
たいてい曲の最後の音がスケールの最初の音になる。
例えばファ(F)で終わるならFメジャースケールでファソラシ♭ドレミファになる。
② コードの構成音を確認する。
例えば、Cコードの構成音はCEG(ドミソ)。ハモる音はこの中にある。
③ ハモりたい音の3度上か下で上記①②の条件を満たすなら候補になる。
度を数えるときはその音自体を含める。
例えばCメジャースケールの場合、ドの3度上はミの音。
コードがCの場合、ミはコード構成音でもあるのでドの音にハモれる。
ちなみに6度下、4度上下、5度上下でも可能性はある。
たとえば、aikoの「カブトムシ」のサビの部分をハモリたい場合。。
曲の一番最後がミ♭の音つまりE♭で終わるのでこの曲はE♭メジャースケール。
E♭メジャースケールはミ♭ファソラ♭シ♭ドレミ♭。
ハモリの音はこの中にある。
② コードの構成音を確認する。
「すこしせ」はE♭コードで構成音はミ♭ソシ♭、
「のたか」はFm7でファラ♭ドミ♭、
「い」はGm7でソシ♭レファ
③ 3度上や下などが①②の条件満たすか考える。
「すこしせ」のソの3度上のシ♭はE♭のコード構成音なので問題なし。
「のたか」のラ♭ソラ♭の3度上はドシ♭ドでシ♭はFm7に含まれないが経過音なので問題なし。
「い」のシ♭の3度上はレでGm7の構成音なので問題なし。
結論:「すこしせのたかい」はシ♭シ♭シ♭シ♭ドシ♭ドレでハモれる。
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