海外から日本の動画配信サービスを見る方法を調べる時に必ず出てくる「VPN」。

VPNとは一体何なのか、利用しても大丈夫か調べてみました。

VPNとは

仮想専用回線（Virtual Private Network）のこと。

VPNの仕組み

発信元（スマホやPC）と通信先（ウェブサイトなど）の間にVPNサーバーを設置する。

通信内容をカプセル化（トンネリング）することにより不正なアクセスができないようにする。

通信先はVPNサーバーを発信元とみなすので社外から社内の、海外から国内のネットワークにアクセスできる。

VPNでできること

社内コンピューターにしかできないことを社外からでもできる（もともとはこれが目的で開発された）

通常は日本でしか見られないAmazon Primeやテレビなどを海外からでも視聴できる。（VPNを禁止している国もあるので注意）

通信内容がカプセル化により見られないのでパスワードなどの重要な情報が漏れる心配がない。

VPSの種類

無料VPS・・・筑波大学のVPN Gateが有名。

有料VPS・・・NordVNやExpressVPNなどが有名。

自作VPS・・・VPNルーターを使用するかPCをVCNサーバーにする。

VPNの危険性

無料VPSはサーバー運営者に個人情報が抜き取られる可能性があるため危険。

プロキシサーバーとの違い

プロキシはブラウザを使ったウェブ通信しか暗号化していないので、すべての通信を暗号化しているVPNにセキュリティー面で劣る。

ただし、コストはVPNより安く、スピードも早いという利点がある。