ウクライナ戦争の影響で価格高騰や供給が心配されている「小麦」。

日本が受ける影響について調べてみました。


日本の小麦自給率

輸入・・88%(アメリカ・カナダ・オーストラリア) 

国内・・12%(66%は北海道)



ウクライナ戦争の影響

ロシアとウクライナは世界の小麦輸出量の30%を占めている。(ロシア21%)

そこから輸入できなくなった国が、日本の輸入先の国から買うことになり得る。

そうなると小麦の争奪戦になり、価格は上昇し、供給不足になる。

 

輸入小麦はどれくらい高騰しているのか

政府売り渡し価格の過去最高は平成2010月の76030/トン。

令和44月からの政府売り渡し価格は過去2番目に高い72530/トン。

ちなみに令和310月は61820円だったので19%も値上がりした。

 

政府売り渡し価格とは

輸入小麦は日本政府が買い付け、国内の製粉会社に売り渡すしくみがとられている。

輸入価格に、マークアップ(政府管理経費等)を上乗せした価格のこと。