ブロックチェーンの仕組みやメリットについて調べてみました。



ブロックチェーンとは?

ブロック単位のデータを鎖のように連結し、複数の場所に分散管理することで改ざんを防ぐ技術。

 

個々のブロックには一つ前のデータから計算されたハッシュ値と呼ばれる値が含まれていて、ある一部を改ざんするとそれ以降のブロックのハッシュ値もすべて変更しなければならなくなり改ざんが困難。

 

さらに多数の参加者が全員の取引履歴のコピーを記録しているため、一部のコンピュータがダウンしても、残りの参加者が記録を保持し続けるため、システム全体がダウンすることはない。



 

ブロックチェーンのメリット

データの改ざんを防ぐことができる

ネットワークの一部に不具合が生じてもシステムを維持できる

中央管理者に手数料を払う必要がないため低コストでできる

24時間無休稼働のシステムの構築が可能

 

ブロックチェーンのデメリット

データがどんどん増えるにつれ処理時間がかかる

エネルギーの消費が増える

データの削除が不可能

 

何に利用されているか

ビットコインなどの暗号資産の取引

NFT(偽造不可のデジタル鑑定書・所有証明書)でアートや音楽などに資産的価値を付与する

契約書が改ざんされないよう管理する

 

今後の展望

国際送金が短時間かつ少ない手数料でできるようになる

食品や医薬品等の流通経路の追跡管理の精度が向上する

あらゆるIoTデバイス(スマホ・家電など)の製造から廃棄に至るまでの記録管理ができる