一口に地震と言っても発生の仕組みの違いがある。


たとえば2011年の東日本大震災は「海溝型」。

対して1995年の阪神淡路大震災は「直下型」。


それぞれの発生の仕組みを調べてみました。



発生の仕組み

①海溝型

海のプレートが海溝で沈み込むときに巻き込まれた陸地のプレートの端が反発して跳ね上がることで生じる。


②直下型(内陸型)

海のプレートが陸のプレートを圧迫することで内陸部の岩盤に亀裂が生じ断層ができた後、その断層がずれることで生じる。




日本周辺のプレート



太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート及び北米プレートの4枚のプレートが接しており、それらの境界が日本海溝、相模トラフ、南海トラフ、駿河トラフと呼ばれる。


地震の規模と被害

阪神淡路大震災・・マグニチュード73。直下型。死者6437

東日本大震災・・マグニチュード9。海溝型。死者15899人(90%以上は津波による溺死)


震度とマグニチュード

マグニチュードは地震自体の大きさ(規模)を表し、震度はそれぞれの場所で震度計を用いて計測された揺れの強さを表す。

マグニチュードが1増えると地震のエネルギーは32倍になる。