「明日は○○流星群の活動がピークで、○時頃の極大が見頃です」というニュースをよく耳にする。

そもそも流星群とは何で、どういう周期で観測できるのか調べてみた。






流星群とは

彗星が放出するチリの粒の集団が地球の大気と衝突して光を放つ現象。

地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっているため毎年同時期に流星群が出現する。


なぜ星座の名前がつくのか

地上から見ると流星群は、星空のある一点(放射点)から放射状に飛び出すように見える。

そのため放射点のある星座の名前がつけられる。


極大とは

流星群が最も活発に活動する時期のこと。


3大流星群

しぶんぎ座流星群 

出現期間:1228 -112    極大:14日頃

かつて「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座があったところが放射点。


ペルセウス座流星群

出現期間:717 - 824     極大:813日頃

ギリシャ神話のゼウスの子ペルセウスにちなんだ名前の星座のガンマ星付近が放射点。


ふたご座流星群 

出現期間:124 - 1217   極大:1214日頃

ギリシャ神話の双子カストールとポリュデウケースにちなんだ名前の星座のカストル付近が放射点。


流星を見る方法

人工の光があまりない場所で見る。

少なくとも15分間は諦めずに見る。

放射点から離れた方向の流星の方が軌跡が長いので空全体を見るようにする。