有名なSF小説のあらすじをざっくりまとめてみました。(ネタばれ注意)


鋼鉄都市 (アイザック・アシモフ作)




世界各地の鋼鉄ドームで人類が生活する未来社会。

その鋼鉄都市の一つ、ニューヨークシティと通路で結ばれる宇宙人都市でロボット学者が殺される。

ニューヨークシティの刑事イライジャ・ベイリは人間そっくりのロボット、ダニールと共に事件を捜査する。

的外れの推理を展開しながらも徐々に事件の核心へと向かいやがて意外な真犯人が明らかになる。




夏への扉 (ロバート・A・ハインライン)




天才技師ダンは友人マイルズと会社を興し家事用ロボットなどを開発して順調に業績を伸ばしていく。

しかしマイルズとの対立や秘書ベルの裏切りで会社を追い出されすべてを失う。

復讐しようとしたダンは返り討ちに会い冷凍睡眠で30年の眠りにつく。

タイムマシンで再び過去に戻ったダンはマイルズたちの企て阻止し、愛猫ピートを保護し、新しい発明品で新企業が設立されるようにする。

その後再び冷凍睡眠で未来に戻り自分を真に想ってくれているリッキーと再会する。




アンドロイドは電気羊の夢を見るか (フィリップ・K・ディック)




映画「ブレードランナー」の原作。

第三次世界大戦後の未来、サンフランシスコ警察に所属する賞金稼ぎのデッカードは火星から逃亡してきた8体のアンドロイドの処理を命じられる。

人間そっくりのアンドロイドを見破る「感情移入度測定法」などを用いながら次々とアンドロイドを見つけて処理をしていくデッカード。

しかしアンドロイドの脳ユニットを開発する会社の社員レイチェルとの出会いから自分の仕事への疑念が生じ始める。