石油で何ができるのか?
石油でできることや、精製の方法ついて調べてみました。
石油の利用方法
①熱を生じさせる
石油の中の炭化水素が酸素と反応すると燃える。
火力発電所や石油ストーブなどで利用。
②動力を生じさせる
気体の熱膨張を利用してピストンを往復運動させて動力を生じさせる。
自動車、飛行機、船舶など。
③原料になる
熱分解してできる分子をつなぎあわせて原料にする。
プラスチック、ペットボトル、タイヤ、化学繊維の服、塗料、溶剤、洗剤など。
精製方法
原油には様々な長さの炭化水素が混ざっているが、それぞれの沸点の違いを利用して分ける。
原油は加熱炉で約350℃に加熱され、蒸気(石油蒸気)になって蒸留塔に送られる。
蒸留塔は上に行くほど温度が低くなるように制御されており、入ってきた蒸気を沸点の低いものから順に分ける。
35〜180℃で気化するもの・・ガソリン・ナフサ
170〜250℃で気化するもの・・灯油・ジェット燃料
240〜350℃で気化するもの・・軽油
350℃以上・・重油
最後に残ったもの・・アスファルト
石油の単位
1バレルは約159リットル
2021年8月22日現在、1バレルの価格:USD62
【2022/03/08追記】現在1バレル:USD115!
コメント
1 件のコメント :
先進国では原油依存の生活大、、埋蔵量が底につく事もあるのでは? どれほどの量があるのか測ることができているのだろうか⁉️
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