有名な西洋画の何がすごいのかをシンプルにまとめてみました。



モナリザ(ダヴィンチ)


スフマート(イタリア語で「ぼかした」)という手法で輪郭をぼかして

境界がわからないようにしたところが評価されている。




夜のカフェテラス(ゴッホ)



黄色と青という正反対の色「補色」を用いてお互いの存在を

輝かせている。当時は画期的だった。




印象、日の出(モネ)



印象派という名前の由来で美術史上重要な意味を持つ作品。




落ち穂拾い(ミレー)



英雄や貴族、神話上の人物と異なり、当時のブルジョア階級や貴族

階級からすると「卑しい」と見られていた人々を描いたのが画期的




青いターバンの少女 (フェルメール)



「真珠の耳飾りの少女」とも呼ばれる。

黒い背景が少女の瞳や唇、真珠の耳飾りの光の輝きを引き立たせている。

ターバンの青の原料は鉱石ラピスラズリ。当時は金と同じほど高価だったとか。





ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会(ルノワール)



ムーラン・ド・ラ・ギャレットとはモンマルトルの丘の上の風車小屋を改造して作ったダンスホールのこと。

木漏れ日に包まれた野外風景の中に人々の楽しそうな表情やにぎやかな雰囲気が描かれた明るい作品。





リンゴとオレンジ(セザンヌ)




皿の上の果物を鮮やかに描くため食器に微妙な歪みを生じさせている。
別の角度、視点から見たものを混在させるという手法の始まりで物を多視点から描くキュビズムへと発展していく。