世界四大宝石の特徴を調べてみました。




ダイヤモンド

「硬さ」を表すモース硬度の中でも最も高い「10」。

天然鉱物なので1つ1つに違った輝きがある。


価値や相場を決めるため以下の4Cと呼ばれる評価基準がある。

  • Colour(カラー):どれだけ無色に近いか。D~Zのうち最もグレードが高い。
  • Clarity(クラリティ):内包物や傷がないか。FL(フローレス)が最高。
  • Carat(カラット):重量。1カラットは0.2g。
  • Cut(カット):プロポーションや研磨状態。Excellentが最高。



エメラルド(緑)

内包物(インクルージョン)が多い宝石で、光に透かすと草や木々が生えている庭のように見える。

高価なものほど、内包物が少なく、透明度が高く、緑が濃い。

産出量が最も多い国はコロンビア。ムゾー鉱山などが有名。


ルビー(赤)

コランダムという鉱石に1%のクロムが加わったもの。

主な産地はミャンマー(ビルマ)やタイ、スリランカなどアジア諸国。

鮮やかな赤の「ピジョンブラッド」、やや黒い「ビーフブラッド」、ピンクに近い「チェリーピンク」などの種類がある。


サファイヤ(青)

コランダムという鉱石にチタンと鉄が加わったもの。

硬度は9でダイヤモンドの次に硬い。色が濃くて透明感のある石が高値で売られる。

青以外の色のサファイヤもあるが「グリーンサファイヤ」など、頭に色の名前がつく。