四季折々の花は毎年心を和ませてくれます。

それぞれの季節を代表する花を3つずつ取り上げてみました。


①春の花

サクラ 

バラ科。サクランボが実るのはセイヨウミザクラ。





チューリップ 

ユリ科。気温が18℃以上だと花びらが開き15℃以下だと閉じる。





バラ 

原種は北半球にのみ自生。4万種以上の改良品種。





②夏の花

ヒマワリ

向日葵(ヒマワリ)の名前は、日の出になると花が東を向きその後太陽の方向を追うように動くことに由来。満開のころには東を向いたまま固定。




アサガオ 

ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。奈良時代に中国から渡来。




プルメリア 

キョウチクトウ科。フランスの植物学者プリュミエにちなんだ名前。太平洋の島々でレイ(首などにかける装飾品)に好んで使われる。




③秋の花

コスモス 

キク科。コスモスはギリシャ語の「宇宙」の「秩序」を意味する。花びらが整然とバランスよく並んでいることからある聖職者により名づけられた。




キンモクセイ 

モクセイ科。樹皮がサイ(犀)の足に似ているため中国で「木犀」と名付けられ、ギンモクセイの白い花色に対して、橙黄色の花を金色に見立ててキンモクセイと名付けられる。




ヒガンバナ

ヒガンバナ科。秋の彼岸頃に開花する事に由来する名前。英語はレッドスパイダーリリー。球根に毒があるので昔は農作物を害虫から守るため田畑の周囲に植えられた。




④冬の花

シクラメン

サクラソウ科。英語はCyclamen(サイクラメン) cycle(サイクル)が語源。花が終わった後の茎がクルクルと円のように巻かれる品種のものもあることからついた名称。




スイセン

ヒガンバナ科。学名「ナルシッサス」。ギリシャ神話の美少年ナルキッソスに由来。香水などの香料をとるための素材でシャネルの5番はナルシスソワール(黒スイセン)を使用。




ツバキ

ツバキ科。日本原産で、古くから日本人の生活に深く根付いている。万葉集にも椿を織り込んだ9首の歌がある。花は食用にも利用可で実からは油が採れる。