家で過ごす時間が増えている昨今、いかに家で快適に過ごすかは重要ですよね。

快適さに大きな影響を及ぼす「温度」と「湿度」にはどんな関係があるのでしょうか。



湿度とは?

空気がどれだけ水分を含んでいるかを示す割合。


湿度の種類

相対湿度・・・ある温度において空気が水蒸気を含むことができる上限(飽和水蒸気量)に対して、どの程度水蒸気が含まれているかを示したもの。単位は%

絶対湿度・・・1㎥の空気の中にある水蒸気の量を示したもの。単位はg/㎥


*普段使うのは相対湿度。相対湿度は座席数に対してどれだけ席が埋まっているかという割合で、絶対湿度は実際に座っている人の数のようなもの。


温度との関係

空気は温度が低いほど少ない水蒸気量しか含めず、温度が上がると含める水蒸気量が増える。

温度30℃で湿度50%の場合と、温度20℃で湿度50%の場合では、湿度の数値は50%と同じだが実際に空気中に含まれている水蒸気量は温度30℃のほうが多くなる。


梅雨の時期や夏は空気の温度が高く空気に含まれる水分量が多くなるため湿度が高いと感じる。

 

日本の湿度

日本は雨が多く湿度が高い。平均はおよそ60%~70%、夏場は75%を超えることもある。

冬は温度が低いので空気中の水分量は少なくなり乾燥しているように感じるが、温度が低いと飽和水蒸気量も減るので相対湿度の数値はそれほど低くないこともある。