下痢の原因と対処法をまとめてみました。


原因


①腸に細菌が入り腸液の分泌量が多くなりすぎる。

 食あたりで細菌に感染したり薬の影響で腸粘膜に障害が起きると生じる。


②水分を引き寄せる食べ物により腸液の分泌量が多くなる。

 例えば牛乳の乳糖が分解されないと薄めるために腸液が分泌される。


③腸の動きが過剰に活発すぎて便が早く通過し水分の吸収が不十分になる。

 ストレスや暴飲暴食で自律神経が乱れ腸が過敏になることで生じる。

 早食いで消化不良になりガスが発生し、腸の粘膜を刺激し異常収縮させることもある。


④おなかが冷えて、胃腸の血管が収縮し消化器のはたらきが低下する。



対処法


①水分補給

真水より電解質を含むスポーツ飲料の方が吸収されやすい。


②消化の良い食べ物を食べる

おかゆ。りんごのすりおろし。野菜スープ。


③傷ついた粘膜を改善するためたんぱく質を含むものを食べる

豆腐。卵。鶏ささみ。


④乳酸菌を摂り腸内環境を改善する。

ヨーグルト。納豆


⑤運動は控え安静にする。(腸を刺激し汗で水分失うから)


⑥体を冷やさない。


 

避けた方がよいもの


①消化が悪く腸に負担がかかるもの

食物繊維の多い野菜・柑橘系果物・海藻・きのこ・こんにゃく


②腸に刺激を与えるもの

辛い食べ物・コーヒー・アルコール飲料・炭酸飲料。いもなどガスを発生するものも。


③利尿作用があるもの(脱水症状悪化)

コーヒー・ビールなど

利尿作用があるのでトイレに行く回数が増え脱水症状を悪化させる


④甘いもの

免疫が弱まる。バクテリアと戦う白血球の働きが抑制される。

血糖濃度を下げるため腸から水分が排出されて便が軟くなる